普段の生活ではクルマがメインだと、Suica(JR東日本)やICOCA(JR西日本)など交通系ICカードは持っていないかもしれない。
「旅行滞在中のためだけに買うのもなんだし・・・」
と思うだろうが、東京旅行では持っていると便利。
できれば早めに買ってしまおう。
東京の旅行では、地下鉄に乗る機会が多く、また乗換も頻繁。中には一度改札を出ないと乗り継げない駅もある。路線図も複雑で、目的の駅を探して金額を確認するだけで疲れてしまう。
JR東日本の「Suica」あるいは東京メトロの「PASMO」を買いチャージしておけば、切符を買うために無駄な時間と労力を費やす必要はない。乗継切符なども買わなくていい。
実は今、ICカードオンリーの改札が増えていて、切符で通過する場合には挿入口がある改札まで行かないといけないことも。駅によっては切符対応の改札のほうが少なかったりもする。
混みあう駅の改札をさっくり通過するためにもICのカードは必要だ。
そして最大の理由はここ。2014年に消費税が8%にアップした際の運賃改正以降、ICカードと紙の切符で運賃が変わった。
●JR東日本「消費税率引上げに伴う運賃・料金改定およびきっぷのルール変更について」
東京─新宿間(JR東日本)は、ICカードなら194円、現金で切符を買う場合は200円。わずか6円の差だが、ちりも積もればで、積み重ねればそれなりの金額になる。
Suicaは、購入時にデポジットの500円を徴収される。このデポジットは払い戻し時に返金されるのだが、その際にSiocaに残高があると払い戻し手数料220円が引かれてしまう。
残高がゼロ円なら、500円のデポジットが返金されるだけで手数料はとられない。Suicaは運賃の支払い以外に、駅構内の売店や自動販売機でも使えるので、払い戻しの際にはチャージされている金額をすべて使いきろう。