格安!東京旅行ガイド

エキサイティングな大都市「東京」をもっと格安で、さらにたっぷり、そして自由自在に楽しむために役立つ旅行情報をお届けします!

トップページ浅草

カプセルホテル浅草

写真

残業や飲み会で終電逃したサラリーマンが転がり込む場所・・・そんな認識をずっと持っていたカプセルホテルですが、以前海外旅行中に出会った白人女性が目をキラキラさせながら「この後日本に旅行に行くの。カプセルホテルに泊まるのが楽しみ♪」と話していたのを聞いて、突如興味を持つようになりました。

「そんなワクワクするような場所なの???」

実際、日本を旅行で訪れる人のための英語ガイドブックなど見ると、日本特有の最先端の宿泊施設として「カプセルホテル」が取り上げられています。

  • 無駄のないコンパクトさ
  • 機能性の高さ

が日本ならではなのだとか。

へー!

帰国後調べみると、大多数は「男性専用」ですが一部女性OKなカプセルホテルもあり、特にここ数年は女性フロア増設・新設が急増しているようです。

●日本独自のユニークな宿泊施設!女性も泊れる「カプセルホテル」

そんなわけで初・カプセルホテル体験をしてきました。
場所は「カプセルホテル浅草」。

  • 住所:〒111-0042 東京都台東区寿4-14-9
  • 電話:03-3847-4477
  • 最寄駅:地下鉄浅草駅から徒歩5分 他
  • 宿泊料金(一例):カプセルホテル一泊2200円

地下鉄銀座線の田原町駅からすぐで、浅草駅からも徒歩6~7分ほど。
割と古くからある年季入ったところのようで建物は細長い10階建て。

写真

そのうち1フロアが女性専用となっていました。
宿泊エリアの入り口扉はナンバーキーで施錠されています。

写真

入るとこんな感じ。
実はちょっとイメージしていたカプセルホテルとは違いました。

入口のところ透明アクリルで、外国人旅行者がいうところの「宇宙ステーションみたい」な雰囲気を想像していたのですが、ここはアコーデオンカーテン。

写真

上下段があり、私は下段。
アコーデオンカーテンを開けてみると・・・

写真

なんか広いかも!!!

よく写真で見るチューブ的な空間ではなく、角に柱まである普通の部屋でした。
普通の部屋をものすごく狭くして天井の高さ半分にしたような。

写真

お布団は敷かれており、タオルに浴衣まで用意されています。
ただイメージしていたカプセルホテルと、なんか違うかも。
テレビも、神棚みたいなところに古めかしいのが乗っていて、「天井に組み込まれた液晶テレビを枕元のパネルで操作」ではありませんでした。

写真

入ってすぐ右側には薄いロッカー(鍵がかかる)。
荷物を丸ごと入れるには薄すぎですが、ノートパソコンやカメラ程度なら収納可能。

これとは別に、小さなロッカーがフロントの前に設置されているので、貴重品はそちらに入れればいいようです。

写真

せっかくなのでそのロッカー上にカメラを置いて記念撮影。
写真見てお分かりかと思いますが、ぺたっと座っても、まだ頭上に30㎝くらいのスペースがありかなり広々空間。もちろん立ち上がることはできませんが、中で向きを変えたり、着替えたり荷物整理したりするのにまったく不便ない高さと広さです。

写真

やたら広い洗面所。

写真

寝るまでの間過ごす場所は1Fの共有スペース「休憩室」。
ここがかなり広くて、壁沿いにパソコンが6台もありました。

写真 写真

自販機も並んでいて、カップ麺買えるところも。
電子レンジに給湯器もあり、コンビニでお弁当買ってきてここで食べている人の姿も。

写真 写真

お風呂は男性用・女性用が三階だったかな?同じフロアにあります。
洗濯機&乾燥機も設置されているのですが、気になったのは女性浴室の入り口に大きく「避難口」と書いてあること。

この後、中に入って脱衣所で見回すと、やはりもうひとつ奥に入る扉に大きく「避難口」と。着替えていた女性に「浴室って・・・この中ですよね?」と思わず確認してから開けると、そこには女性浴室。

浴室の一角に扉があり、どうやらその先が外階段か何かになっているようです。

地震でも発生したら、男性浴室からも人がどっとここに押し寄せるのでしょうか。
きっと後から女性も泊れるように改装した際、他に女性浴室を作る場所がなかったんだと思いますが、これはなかなか・・・。

写真

一泊2200円の人生初カプセルホテル体験は以上。

部屋は思ったより広く快適だったものの、他にどんな人が泊っているのか顔も見えない中で鍵のかからないカプセル内で寝るというのは、ドミトリー宿泊慣れした自分でもちょっと違和感あるものでした。個人的には、プライバシー空間なくても、ドミトリーのほうが解放感もあって好きかも。

Facebookに写真アップしたところ「そこはちょっと一般的なカプセルじゃないよ」という指摘も受けたので、今度また機会あったら、別の、もちょい近代的なカプセルホテルにも泊まってみようと思います。

●日本独自のユニークな宿泊施設!女性も泊れる「カプセルホテル」

記事最終更新日:2017/07/24
記事公開日:2014/08/10